坂本 真実子

お客様に寄り添った丁寧な接客で信頼される販売員に

2021年4月入社
ビーウイングSC 婦人靴担当

入社する決め手はなんだったのでしょうか?

学生時代にファストフード店で接客のアルバイトをしていたのですが、たくさんのお客様をいかに効率よく対応するかが求められる中、もう少しお客様に寄り添った接客をしてみたいと思うようになったのが、百貨店を選んだ一番のきっかけです。
数多くの百貨店がある中で天満屋を選んだのは、「馴染みのある場所で地域貢献をしている会社で働きたい」という思いからでした。私はこれまでずっと岡山で育ってきたので、天満屋には親近感がありましたし、お店に行った時にはどの店員さんも丁寧に対応してくれるので、思い描いていた理想の接客とそこで自分が働くイメージがつながりました。

どんな仕事をしていますか?

入社してから現在まで婦人靴売場を担当しています。業務内容としては靴の接客・販売がメインにはなるのですが、在庫管理や商品発注などもしています。今年の9月には来春のパンプスやサンダルの発注もさせていただきました。

またブランドやメーカーをいくつか担当する中で、日々のコミュニケーションも重要な仕事だと感じています。商品の売れ行きについてブランドの担当者と話をしながら、売れ筋の商品はしっかり補充して、逆にあまり売れていない商品は他の売れそうな商品に切り替えるなど、よりお客様に手に取ってもらいやすい売場づくりを心がけています。

坂本 真実子

どんなときに仕事のやりがいを感じますか?

入社するまでは、丁寧な接客がしたいという思いがとにかく強くて、何を販売したいかというのは特に決まっていなかったんです。漠然と、リビング用品や子供用品を扱えたらいいなくらいに思っていました。なので婦人靴担当になった時は、正直自分でもびっくりして、一番向いてなさそうなところに配属されたなって思いました(笑)

それくらい全く知識がない状態だったので、まずは自分の正しい靴のサイズを知るところからのスタートだったんです。それでも先輩方の丁寧な指導のおかげで、少しずつ商品知識や自信がついていきました。
靴の接客は場合によって1時間ほどかかることもあるのですが、そうやって時間をかけてお客様の話を聞いて、自分が提案した靴を気に入ってくださった時はやっぱり嬉しいですね。お客様に寄り添った接客という意味では、婦人靴売場は自分に一番合っていたのかなと今となっては思います。

入社して身についたスキルや能力は何ですか?

コミュニケーション能力です。
何といっても接客販売なのでお客様と会話をしないと始まらないんですよね。でも最初の頃は靴の知識がなかったので、どう話したらよいかもわからなくて。そんな時に、「まずはお客様の話を聞いて、一緒にどの靴がよいか考えてあげてね」と先輩からアドバイスをもらいました。それからとにかく話を聴くことを意識して接客するようにしたんです。そうすると徐々に自分から話しかけられるようにもなっていきました。

慣れてくると、お客様だけでなく、自分の売場の近くのショップの方にも積極的に話かけたりして、お互いに声をかけやすい環境を作りたいという意識も芽生えてきました。学生時代は年上の方と接すること自体がほとんどなかったですが、今では緊張せず楽しくコミュニケーションを取ることができています。

今後の目標について教えてください。

一人でも多く自分のお客様を作りたいですね。
天満屋の売場には、「今日は〇〇さんいらっしゃいますか?」と尋ねて来られるお客様がたくさんいらっしゃいます。
天満屋は若手でもいろんなことに携わらせてもらえる会社ですが、とはいえ長く働いている先輩方はそうやってお客様に信頼されていて、まるでお友達同士のようにも見えます。私も長く働きながら経験を重ねて、より深みのある接客ができるようになりたいです。

そのためにはやはり、私自身がお客様の顔と名前を覚えることが大切だと思っています。日々たくさんのお客様がご来店されるので簡単ではないと感じますが、せめて時間をかけて接客させていただいたお客様の顔と名前は覚えられるよう意識して頑張っています。
そのお客様が再度立ち寄っていただいた際に、「先日はありがとうございました。靴の具合はいかがですか?」と、会話を始められるようになることが当面の目標です。

坂本 真実子

会社の魅力について教えてください。

社員食堂があってさまざまな部署の方と交流できることや、産休育休制度が確立されていて長く働けることも魅力ですが、「人間関係のよさ」というのをものすごく感じます。

百貨店の、それも婦人靴売場だったらなおさら女性の世界といいますか、もの静かでお堅い雰囲気を想像していたのですが、入ってみたらとても和気あいあいとした場所だったんです。従業員同士もそうですし、メーカーさんとも仲がよくて。周りにいるみなさんがいろいろとフォローしてくれたり、指導してくれたりしました。

なかでも驚いたのは、ささいなことでも先輩方が「ありがとう」と私に声をかけてくれたことです。たとえば、先輩が必要なものを取って渡した時、接客している先輩が出していた靴を一緒に片づけた時。そんな取るに足りないようなことでも、感謝の言葉をかけてもらえることがとても多くて。天満屋が長い間お客様から愛されている理由はそういうところなのかなと思いましたね。

坂本 真実子

就職活動をしている学生に向けてメッセージをお願いします。

就職活動はさまざまな業種の企業を見ることができるので、いろんなところに目を向けて、自分が何をやりたいか、何を売ってみたいかなどをじっくり見極めてみてほしいなと思います。

私は就職活動を始めた当初から「丁寧な接客がしたい」という思いがあったので、選択肢をかなり絞って企業探しをしていました。気になった企業、たとえば天満屋が出展する合同企業説明会や就活イベントには全部参加するほど必死でした。たしかにそのおかげで、採用担当の方に顔と名前を覚えてもらえるまでになって、就職活動はしやすかったです。

でも今振り返ってみると、もう少し視野を広げて、もっと多くの知識を身につけるという意味でも、接客業以外の業種も見ておけばよかったかなと思います。就職活動中にしかできないこともあったりするので、みなさんはぜひ今を大切にしてくださいね。

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