吉田 侑可

やりたいことが明確ならきっと道は拓ける。

2018年4月入社
岡山本店 販売計画TM 広報担当

入社する決め手はなんだったのでしょうか?

県外の大学に進学したのですが、そこで地元岡山の住みやすさを実感して、卒業したら絶対岡山に戻ろうと思っていました。どうせ戻るなら、岡山といえばここ!という企業に入りたくて。私にとってそれは、天満屋だったんです。学生時代にいろんなアルバイトを経験したなかで接客が一番自分に合っていると思ったことも決め手になりましたね。なので、天満屋しか受けていません。(笑)
その後トントン拍子で第一志望の企業への入社が決まったわけですが、入社するにあたっては不安もありました。百貨店は女性社会だと思っていたので、いびられたりするのではないかとか……。入社してすぐにそれはただの杞憂だったことに気づいたんですけどね。トレーナーとしてついてくれた先輩がとてもよくしてくれて、困ったことがあったときでも周りの方に助けてもらったのを覚えています。

どんな仕事をしていますか?

入社して最初に配属されたのは美術画廊でした。ここでは、絵画・工芸・アンティークなどの美術品の販売を主に担当しました。今まで理系の道を歩んできた私にとって、何もかもが初めてで。美術の知識なんて皆無だったのですが、分からないなりにいろいろ勉強しましたね。そうしていたら、街中が美術品で溢れていることに気づき、美術という世界の奥深さを知ることができました。美術画廊に携われた2年間は私の人生のいい経験になったと思っています。
その後2020年の4月に、販売計画チーム 広報担当に異動となりました。現在も広報として、店舗の情報発信に関わる業務全般をおこなっています。店舗のトピックをニュースリリースとして作成する、それをマスコミ各社に送付する、取材申込みのあった報道関係者の応対をするなどもそのひとつです。自分がインタビューを受けている映像がテレビで流れることもあるんですよ。また、お客様から天満屋アプリの件でお問い合わせを頂いたり、スタッフからもあらゆる問い合わせの電話がかかってきたりします。その都度現場に駆けつけたり、関係部署に話を通したり。そういう意味では「スタッフのコールセンター」的な存在でもありますね。

吉田 侑可

どんなときに仕事のやりがいを感じますか?

自分の行動で売上が増えたときですね。たとえば新たにマスク専用の売場が開設されたときのこと。開設当初は思うように売れなかったのですが、マスコミ向けにリリースを流したところ、記事として取り上げてもらい、その後に売上が急増したんです。売場の部長さんからも「ありがとう」と言ってもらえて。自分がいろいろ掛け合って、それが記事掲載やTV放映に繋がって、結果としてお客様が増えたり、売上が増えたりすると嬉しく思いますね。やりがいも感じます。といってもまだまだ未熟なので、今後は今の広報の仕事をもっと極めたいですね。スタッフからはもちろん、マスコミの方からも、天満屋岡山本店の広報といえば吉田と認めてもらえるように力をつけていきたいと思っています。

吉田 侑可

入社して身についたスキルや能力は何ですか?

美術画廊を担当していた特に最初の頃は、上司の指示を待ってから動くことが多かったように思います。広報に異動してひとりで仕事を任されるようになってからは、徐々に自分の判断で動けるようになりました。異動したての頃は入社して一番大変な思いをしましたけどね。それでも周りの方のサポートや、やってやるぞという度胸でなんとか乗り越えました。
その大きな壁を乗り越えたことで、どんどん積極性が養われていきましたね。たとえば、天満屋プレミアムギフトとして扱うオリジナル商品の面白いPR方法はないかなと思ったときに、その商品の生産現場に密着できないかと思いついて。それをお客様に見てもらうことによって天満屋の商品に少しでも興味をもってもらえたらと思ったのがきっかけでした。早速生産者の方に連絡を取って、現場まで足を運んで、マスコミも呼んで、取材や撮影をさせてもらう計画を立てて実行しました。積極的に動いたからこそ、一から十まで自分ひとりでセッティングできるようになったと思いますし、それができたときは自分の成長を実感しましたね。

今後の目標について教えてください。

広報としての一番の仕事は企業のイメージアップに繋げることだと思っているので、そこに結びつくような企画をどんどん実施していきたいですね。老舗百貨店である天満屋に対しては前時代的なイメージをもたれるかもしれませんが、最近ではオンラインイベントを開くなどデジタル化にも力を入れ、新しいことにも挑戦し続けているのです。若い世代の発想を活かして、お客様に「天満屋が何か面白いことやってるじゃん!」と思ってもらえるような今までにないものを作り上げられたらと思っています。
将来的な目標は、家事や育児をこなしながら仕事もバリバリできる人になることです。天満屋は産休・育休制度が充実しているので、この先結婚して子供ができても働き続けられる環境が整っているのは心強いです。私の周りにも家事育児と仕事を両立している方がいるので、そういう方に憧れますね。

吉田 侑可

会社の魅力について教えてください。

天満屋に入社してからずっと感じていることですが、私のような若手の意見や企画を積極的に取り入れてくれるところですね。美術画廊時代に掛軸展の催事を担当したのですが、展示スペースが余っていたので、思い切って「この作品を売りたいです!」と上司に提案したら、「いいよ、売っていいよ」と言ってもらえて。そのときは25点ほど仕入れたのですが、実際3日間で20点くらい売れて成功を収めることができました。
広報担当になってからも、天満屋のオリジナルマスクを作りたいんだと声を上げたら、上司やアプリ担当の方がすぐに動いてくれたり。そういった企画は上司の協力がないと始められないことも多いのですが、最初から「それはできない」と言われたことは一度もないですね。「とりあえずやってみなさい」そうやって背中を押してくれます。

吉田 侑可

就職活動をしている学生に向けてメッセージをお願いします。

会社選びは人生の大きな選択です。自分自身のことを知って、自分に本当に合っている会社や仕事を選んでもらいたいなと思います。私自身、接客の仕事が合っていること、岡山に戻りたいと考えていたこと、岡山といえばこの企業と思う会社に就職したかったこと。そういった自分の想いが明確だったので、自分にはこの会社しかないと思い天満屋しか受けませんでした。もし自分とちゃんと向き合えていなかったら、こんなはずじゃなかったと思う部分が生まれていたと思うんです。だからこそ学生のみなさんにはしっかり自分と向き合って、後悔のない就職活動にしてほしいですね。
ちなみに天満屋は、多少時間はかかったとしても自分のやりたいことを実現できる会社です。明確に自分のやりたいことや、将来こうなりたいというビジョンを持っている方にはすごく合っていると思います。私もそういった方とぜひ一緒に働きたいですね。

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