千年の華-葉山有樹展【米子天満屋】
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5ごあいさつ向暑の候 、 米子天満屋では、 「−千年の華−葉山有樹展」 を開催いたします。世界的に活躍する気鋭の陶芸家であり著述家である葉山有樹氏の作品は、国内に留まらず海外の美術史家にも高い評価を受けています。このたびの個展のテーマ「千年の華」。人の持つ普遍の祈りや願い、先人の知恵や歴史から学んだ精神を千年咲き続ける華として表現しています。古の歴史は人類の足跡であり、現代社会に生きる私達が学ぶことも多く、その魂を美しく荘厳に描かれた陶芸作品には、作家の心血がそそがれています。葉山有樹氏は15歳で陶芸の世界に入ります。ろくろ・彫刻・絵付けの技術を学び、23歳の若さで起業しました。自ら作品のテーマを研究し、歴史物語りを執筆しています。既に74作の小説のほかに、童話や絵本も出版している稀な作家です。今回発表される作品は、人類普遍の願いを超絶技巧と称される高い技術で表現し、千年咲き続ける華の如く未来に向けたメッセージが秘められています。時代の変わり目であればこそ、人類普遍の美とは何か、価値とは何かを葉山有樹氏の作品は指し示してくれると思います。ぜひご高覧賜わりますようご案内申しあげます。 米子天満屋  

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