美術画廊VRギャラリー アーカイブ

【美術画廊】
―colors― 福井江太郎展 
2022年5月18日(水)~ 5月24日(火)

略歴

1969年東京生まれ
1994年多摩美術大学大学院美術研究科修了
2003年平成15 年度文化庁買上優秀美術作品に《阿I》が選ばれる
2004年福井江太郎作品集『クロトリノハオト』を出版
2005年宮本亜門プロデュース新橋料亭「花蝶」襖絵制作
2006年春の叙勲褒章にて紺綬褒章受章(‘13)
2008年両洋の眼」展にて河北倫明賞受賞
2009年求龍堂より『福井江太郎作品集「花」』を刊行
2013年巨大壁画《風神雷神図 風・刻》完成(岡田美術館/箱根)
2015年筒井康隆・文による絵本「駝鳥」刊行
2016年新寄託作品「福井江太郎の駝鳥と菖蒲」(愛媛県立美術館)
2017年独映画「僕とカミンスキーの旅」にダチョウ作品が大きく取り上げられる
2018年求龍堂より「一画一縁 日本画家 福井江太郎のキセキ」を刊行
現在ニューヨークと東京にアトリエを構え、世界的に活躍中

作品収蔵
文化庁、愛媛県美術館、佐久市立近代美術館、平塚市美術館、佐藤美術館、横浜美術館、岡田美術館 他


【美術ギャラリー】
本郷芳哉展 満つれば 則ち 
2022年5月18日(水)~ 5月24日(火)

 私は制作において、行為や現象を取り込みながら素材と向き合い、その中で得ることのできる体験的な感覚を積み重ねていくことで、「人が生きるとは何か?」という問いについて思想してきました。
 本展のタイトルである「満つれば 則ち」は、「月 満つれば 則ち 虧く」ということわざに由来しています。この言葉はこの世の無常を嘆く意味をもって使われますが、私は欠けていく月に魅かれます。それは、私が絶え間なく動き続ける世界の在り様に触れた時、この世界の中での自分自身の位置やその存在を強く感じるからかもしれません。 私たちと同じ地平に存在する彫刻は、事実として現実の中で向き合えるものです。光や立つ位置によってすら見え方の変わる作品群となっております。是非ご来場いただき、体感して頂ければ幸いです。

略歴

1982埼玉県に生まれる
2009東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
現在愛知県立芸術大学非常勤講師、金沢美術工芸大学非常勤講師
2022「Kyoto Ninnaji Omuro Art 4.8 Project」(仁和寺/京都)
2021「空白」(ギャラリーせいほう/東京)
「第59回 釜山芸術祭」(Busan city hall/Busan・Korea)
「中之条ビエンナーレ2021」(沢渡暮坂・旧沢田小学校/群馬)
2020「共振現象Ⅱ」(天満屋岡山本店美術画廊/岡山)
「FRESH WINDS-INTERNATIONAL ART BIENNALE」(Gallery LISTATONBG/GARDUR・Iceland)
2019「monolithic identity」(Wayfarers/Brooklyn・America)
「Ma-Ja」(Sa Casa Mallorquina & La rectoria/Algaida・Spain)
2018「對流風景CONVECTIVE SCENERY」(53美術館/広州/中国)
2017「邊界 -BOUNDARY-」(YIRI ARTS Pier2 Space/高雄・台湾) など多数

受賞
第19回岡本太郎現代芸術賞展(入選/2016年/川崎市岡本太郎美術館)、日本芸術センター第5回彫刻コンクール(金賞/2015年/日本芸術センター)、トーキョーワンダーウォール公募2015(入選/2015年/東京都現代美術館)、ベストセレクション美術2013(都美セレクション新鋭美術家選抜/2013年/東京都美術館)第44回昭和会展(日動美術財団賞/2009年/日動画廊)、第83回国展(準会員優作賞/2009年/国画会)、第9回AACコンペティション(優秀賞/2009年/株式会社アーバネットコーポレーション)第81回国展(国画賞/2007年/国画会)

主なコレクション
ALVA HOTEL BY ROYAL(Hong Kong)/名古屋マリオットアソシアホテル(愛知県)/三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア(東京都)/ATAMI BAY RESORT KORAKUEN(神奈川県)/笠間日動美術館(茨城県) など多数