- 美術画廊・美術ギャラリー
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第十一回 備前 藤原和 陶展 ー土の聲ー
会期
12月3日(水) → 12月8日(月)
最終日は午後4時閉場
作家来場予定日
会期中終日
ごあいさつ
30歳の初個展から定期的に3年毎。25周年記念展を一つ挟み、私の「陶展」は11回目を数えました。早いなぁ~もう36年も経ったのか…?
巡り来る時間が加速度的に短く感じられるようになったのも、こちらの画廊でお世話になった時間と自身の馬齢を重ねてみれば「歳月の成せる技なのか?」と、胸にストンと落ちて来る。
そんな想いを懐きつつ、今回の美術画廊での「陶展」では“器”という容から離れ「ー土の聲ー」という主題で制作した立体作品の大・中・小・組み物に、備前の陶土を用いて描いた「泥・ing」を合わせた約30点。隣接する美術ギャラリーでは、天満屋美術部さんの企画に依る、書家で文化功労者の髙木聖雨先生が私の作品に文字を刻まれた合作的な作品を約20点展観させていただきます。
年の瀬が近い会期ではございますが、どうぞお運びの上“私の現在位置”をご高覧くださいます様お願い申し上げる次第です。
藤原和
略歴
1958年 備前焼の人間国宝 藤原 雄の長男として備前市穂浪に生まれる
1980年 同じく人間国宝であった祖父 啓に師事し作陶を始める
1990年に初窯を焚き、翌1991年の岡山天満屋での初個展
以降、日本橋高島屋など全国のデパートやギャラリー及び国内外での個展を今日まで毎年開催する傍ら、
祖父や父の生前に行われた国内外での展覧会の企画も行う
現在は、日本人の人んでる「文化」や「感性」、「情緒」や「縁」といった
「日本の器」に対する想いを大切に、藤原備前の継承者としての活動をひろげている
2024年 備前市指定無形文化財に認定
【受賞・入選】
日本伝統工芸展 朝日陶芸展・秀作賞
岡山県美術展・奨励賞・県民賞・市長賞
田部美術館茶の湯の造形展 焼き締め陶展 日清めん鉢大賞
日本学士会・功労賞 岡山日日新聞文化奨励賞 他多数
●お問合せ先:美術画廊直通 086-231-7523(受付時間:午前10時~午後7時30分)
●売約済みの場合がございますのであらかじめご了承くださいませ。